 |
曲目
1. AFFECTION
2. 真夏のストレンジャー
3. あなたがそばにいれば
4. SWEET HARD DREAMER
5. 裏切りへの前奏曲
6. SLOW DANCER
7. あなたの歌が聞こえる
8. 恋の炎
9. 確かにFor Your Love
アルフィーの人気がピークの時に発売された最高傑作との呼び名が高いアルバム
フォークグループからバンドスタイルに変わった82年に発売されたアルバム「doubt,」から、「ALFEE」「ALFEE'S LAW」「THE RENAISSANCE」と、作品を出す度にどんどんサウンドがハードになっていたのですが、この「FOR YOUR LOVE」は、前作に比べて、ハードな曲が少し影を薄めたバラエティ豊かな内容になっています。
このアルバムの特筆すべき点は、シングル曲が一切入っていないという事です。
前作の「THE RENAISSANCE」から、このアルバムが発売される間には、「恋人達のペイヴメント」「シンデレラは眠れない」といったシングルがリリースされていて、どちらもオリコンチャートで1位をとるというヒットシングルになったのですが、どちらの曲もこのアルバムには収録されていません。
普通はヒットシングルというのは、アルバムの内容の売りの一つになるのですが、あえてそれをしないという所に、このアルバムに対する自信の高さが現れています。
1曲目の「AFFECTION」は、3人が順番にボーカルをとる曲で、アルバムのオープニングに相応しい、ビート感のある疾走感あふれるナンバーに仕上がっています。
2曲目の「真夏のストレンジャー」は、全日空夏の北海道キャンペーンのCMソングとしても使われた曲で、シングルとして発売されても十分に通用するとってもキャッチーな楽曲に仕上がっています。
3曲目の「あなたがそばにいれば」は、高見沢さんが歌う美しいメロディーのバラードで、後半のギターソロからの盛り上がりがとってもドラマティックです。
4曲目の「SWEET HARD DREAMER」は、ギンギンのヘヴィ・メタルナンバーで、桜井さんの絶叫するようなヴォーカルがとってもワイルドなナンバーです。
5曲目の「裏切りへの前奏曲」は、桜井さんが歌うミディアムテンポのナンバーで、1988年に公開された「孔雀王」という映画のテーマ曲として、この曲の英語バージョンが採用されています。
6曲目の「SLOW DANCER」は、坂崎さんがボーカルを取る軽快なロックナンバーで、とってもキャッチーで疾走感のあるナンバーです。
8曲目の「あなたの歌が聞こえる」は、昔からのファンには懐かしい感じのフォークナンバーで、アルフィーの音楽性の広さを感じさせます。
8曲目の「恋の炎」は、オープニングのギターのリフが印象的なヘビーなロックナンバーで、ライブで定番のナンバーになっています。
9曲目の「確かに For Your Love」は、とっても静かなバラードで、サビの部分の高見沢さんの美しい高音がとっても印象的なナンバーです。
この「FOR YOUR LOVE」は、アルフィーの当時の勢いを感じる事が出来る名曲ばかりが収められた名盤で、アルフィーを語る上で外すことのできない作品と言えるでしょう。
関連商品紹介
ALFEE 1985.8.27/28/29 YOKOHAMA STADIUM 3DAYS
 |
内容紹介
1985年に横浜スタジアムで3日間にわたって行われたコンサートの模様を収録した作品。
勢いの乗る彼らのライブパフォーマンスを存分に堪能する事が出来る作品です。
収録曲
1. 過ぎ去りし日々
2. AFFECTION
3. ロールオーバー・イエスタデイ
4. 星空のディスタンス
5. 鋼鉄の巨人
6. 暁のパラダイスロード
7. あなたの歌が聞こえる
8. ラジカル・ティーンエイジャー
9. 二人のSEASON
10. シンデレラは眠れない
11. 裏切りへの前奏曲(プレリュード)
12. GATE OF HEAVEN
13. 恋の炎
14. A LAST SONG
